開発技術

tec_photo_1 コヴィアグループでは、各製品分野で卓越した実績を誇る大手EMSメーカ各社との事業提携により、優れた品質の製品をOEM/ODM提供しています。当社のクオリティマネージメントから生まれた数々の製品は、通信事業者や大手メーカへのOEM提供の実績を誇ります。
そのようなコスト・スピード・品質において卓越した競争力を持つ商品のご提供を可能にしているのが、世界有数のグローバル企業とのコラボレーションです。国内では先進の商品企画を行い、ソフトウェアのオフショア開発、そしてEMSメーカーとの協業による、効率的なハードウェア開発から製造への連携がその核心となっているのです。
こうしたEcoSystemを最大限に利用し、新たにスマートフォンなどの携帯通信機器やデジタルコンシューマ製品など、ワールドワイドの市場をターゲットにした先進の商品開発や、新規サービスモデルの提案に取り組んでいます。

 

デジタルテレビ・ソリューション

コヴィアは、日本のデジタルテレビの仕様であるISDB-Tに基づくARIBスタックを自社IPとして持ち、それをベースにした製品の開発及びライセンスビジネスを展開しております。
  • 日本国内の放送規格(ARIB技術規格/IPTVフォーラム規格)に最適化 熟練したエンジニアの経験知を集結し、最適な設計を行いました。
    規格の追加等により、肥大化しがちなソフトウェアを大幅に圧縮しています。
    また、規格のグレーゾーンに対する最適解を導き出し、実装を行っています。
  • システムに依存しない構造を採用
    多くのSOCでの開発経験から、Demux、ビデオドライバーなど、システム依存度の高い
    機能ブロックは移植層により、システム固有部と切り分けて実装します。
  • オールインワンパッケージ・カスタマイズフリー
    MPEGのデータ処理部から、GUIまで含めたオールインワンパッケージでの提供も可能です。
    これらパッケージは、お客様要件に合わせ、機能単位での個別提供も可能です。また、GUIのカスタマイズには自由度を持たせています。
  • 軽量・高性能
    豊富な実績とノウハウを結集し、軽く、小さく、速いソリューションを提供します。
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デジタルホームネットワーク

放送事業は今、デジタル化の波を受け、通信と融合した「新たなテレビ時代」に生まれ変わろうとしています。
当社ではいち早くIP-TVの可能性に着目し、通信キャリア様やサービス事業者様、機器メーカ様向けに様々な商品開発を行ってまいりました。
ビデオオンデマンド、マルチキャスト、プログレッシブダウンロード型のIP-STBに続いて、現在は地上波デジタル、IP再送信、P2P配信などの新たな技術に取り組んでいます。
IP技術により、コンテンツが様々なアプライアンス機器上で、いつでも、どこでも、自由に楽しめる、ユビキタス時代のための、新たなユーザーエクスペリエンスを提供すべく、開発を推進しています。
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デジタルビデオコミュニケーション

tec_photo_4 双方向マルチメディア通信において、H.264などの最新の圧縮技術を使うことで、高画質の動画が低ビットレートで伝送、蓄積することが可能になりました。
当社は、これらの技術を応用した、デジタルサーベイランス(画像監視)や、ディスタンスラーニング(遠隔教育)のシステム開発に取り組んでいます。
リファレンスプラットフォームとSDKのご提供により、お客様による独自のシステム構築も容易であり、海外のパートナーによる開発事例も豊富です。
当社はストリーミングデータホスティング、ライブキャストストリーミング、技術を利用して現在の映像と過去の録画データを一つのシステムでサポート出来る技術を有しており、このシステムを応用したシステムをユーザー様にご提供していく事を推進していきます。

 

IoTプラットフォーム

コヴィアではThroughTekトンネリングを最大限に生かしたデバイスの開発に取り組んでいます。
これにより従来にない高いNAT越え成功率を達成し、設置も容易なため、世界のどこからでもデバイスへのリモートアクセスが簡単に始められるようになります。ThroughTek Co., Ltd.は2008年に設立し、IoTとM2M向けのソリューションKalayププラットフォームを世界で提供しています。
P2P接続を利用したアでは、ThroughTek社との協業により、同社のKalayプラットフォームの中の重要な機能であるP2P接続を実現する監視 システムについての豊富な経験を元に、ThroughTekは業界をリードする本技術をIoTとM2M市場に応用しています。コヴィアは、 ThroughTek社とのアライアンスを一層強化し、IOTやM2Mの分野でのソリューションプロバイダーとしてビジネスを促進してまいります。

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Beacon/IMES/Zigbeeソリューション

tec_photo_7 WiFi、Bluetooth、IMES、Zigbeeを搭載するIoTゲートウェイ「UM-120」。
「UM-120」とサーバーを接続するバックボーンにはIEEE802.11b/g/n(2.4GHz)、IEEE802.11ac(5GHz)、1000BASE-TXを採用し、管理サーバーとの通信を行います。管理サーバーには死活監視機能、ファームウェア更新機能なども搭載しており、複数のUM-120を運営管理します。弊社ではこれまでのSIMフリースマートフォンの開発、市場実績をもとに、iBeaconならびにIMES対応スマートフォンの開発に先駆けて取り組んで参りました。2014年9月に福井大学医学部附属病院に当該システムを導入し、スマートフォンを活用した内線通話やナースコール連携、および病院内における位置情報検知システムの研究開発を進めております。
このマルチプロトコル対応の無線通信ユニット「UM-120」の製品化とともに、スマートフォンや専用タグなどの受信機となるデバイスをパッケージにし、また、各種アラームやセンサーとの連携を想定しながら医療関係をはじめ、地下街、ショッピングモールなど幅広い分野でソリューションを推進して参ります。

 

「Terminal Launcher(ターミナルランチャー)」

tec_photo_6 SIMフリースマートフォンの低価格化に伴い、スマートフォンを内線専用端末やハンディーターミナル、オーダー端末など、特定用途専用の端末として、業務用に幅広く活用される事例が増えてきました。
しかしながら、Androidを標準で利用する場合、使用する側に一定のリテラシーが求められたり、ブラウジングやアプリダウンロードなど私用に使われるケースも想定し、操作方法や運用ルールの策定、またその対策が必要となります。
それら課題を一掃するべく、業務に必要なアプリケーションだけを画面上に表示し、専用端末として簡単に運用することを可能にしたのが「Terminal Launcher」です。
「Terminal Launcher」では、専用画面とAndroid標準画面とはパスワードで切り替えてご利用いただくことができます。バックグラウンドでは、Androidの全ての機能が動作していますので、本来のスマートフォンがもつ機能性や拡張性を損なうことはありません。
ユーザーの使用環境を変更するシステム設定項目も、ユーザーに最小限開放が必要な分だけを抽出して表示できますので、誤操作やいたずらによる不具合を防ぐことができます。
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